『20世紀の終りに』(20せいきのおわりに)は、ヒカシューの楽曲および1枚目となるシングル。1979年10月21日にイーストワールド(東芝EMI)より発売された。
本項では、この曲のカバーのみを収録したアルバム『トリビュート・トゥ・ヒカシュー 「20世紀の終りに」』についても解説する。
解説
表題曲は「プヨプヨ」「パイク」などと共にヒカシューの代表曲として知られている。1996年にもセルフカバーされており、『かわってる』に収録されている他、この曲のカバーのみを収録したトリビュート・アルバムも発売されている。
シングルレコードには曲名やバンド名の表記揺れが見られ、ジャケットに書かれているタイトルは、漢数字の「二十世紀の終りに」となっており、またバンド名の英字表記がジャケットでは「HIKASU」、レコードのレーベル面には「HIKASHOO」と表記されていた。なお、現在では「HIKASHU」の表記が定着している。
収録曲
- 20世紀の終りに(英題:At the end of the 20th century)
- (作詞・作曲:巻上公一)
- 『ヒカシュー』に収録。1996年のリメイクアルバム『かわってる』にてセルフカバーされる。
- 米沢玩具「サイコム」のCMソング。
- リリース当時は音楽番組などでも頻繁に演奏されていた。NHKの「600 こちら情報部」でP-MODEL、PLASTICSと共演した際にも、ヒカシューはこの曲を演奏した。
- 俳優の本木雅弘は、ライブでこの曲をカバーしている。
- ドロドロ(英題:Doro Doro)
- (作詞:巻上公一 作曲:井上誠)
- オリジナルアルバムには未収録で、アルバムとしては『ヒカシュー・スーパー』のみに収録されている。再発盤では『ヒカシュー 2』にアルバム未収録だったセカンドシングル「白いハイウェイ」と共に収録された。
トリビュート・アルバム
『トリビュート・トゥ・ヒカシュー 「20世紀の終りに」』は、ヒカシューのトリビュート・アルバム。収録曲がすべて「20世紀の終りに」のカバーで構成されている。
参加アーティストとしてたま、ママスタジヲ、千葉レーダなどが参加している他、巻上公一名義でのセルフカバーも収録されている。
収録曲
- 全作詞・作曲 : 巻上公一
カバー
- kihirohito(2011年、オムニバス・アルバム『初音ミクsingsニューウェイヴ』 歌 : 初音ミク)
脚注


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