『波濤を越えて』(はとうをこえて、スペイン語: Sobre las olas)はメキシコの作曲家フベンティーノ・ローサス作曲のワルツで、1884年発表の曲。英語の題名として、「Over the waves」とつけられる場合もある。
概要
遊園地、レジャー施設のBGMに用いられるなど、認知度が非常に高いワルツであるが、作曲者についてはあまり知られていない。ヨハン・シュトラウス2世作曲と間違えられる場合もあるほど、伝統的なウィンナ・ワルツの雰囲気を持っている。
クラシック音楽のワルツとして演奏されたりすることが多いが、ストリートオルガンの演奏や、アコーディオンの演奏も、曲のイメージにふさわしい。ジャズやカントリーなどのポピュラー音楽としての演奏もある。
アメリカ合衆国ではサーカスの空中ブランコの定番の音楽になっている。
脚注
関連項目
- 太平洋フェリー -出港時のBGM(NHK名曲アルバム1.特選名曲集〜ベッヘルベルのカノン〜)「波を越えて」 。
外部リンク
- ワルツ『波濤を越えて』の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
- 「波濤を越えて-ローサス作曲~解説と試聴」

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