野中 図洋和(のなか とよかず、1945年(昭和20年)8月 - )は、大阪府出身の、日本の音楽家・指揮者。陸上自衛官。大阪音楽大学卒業。
人物・来歴
1969年(昭和44年)4月に音楽科幹部要員として入隊。第3音楽隊長、中部方面音楽隊長、中央音楽隊副隊長を経て、1986年(昭和61年)11月から1992年(平成4年)8月まで第9代中央音楽隊長(2等陸佐)を務めた。その後、陸上幕僚監部教育訓練部(音楽行政担当)勤務を経て、1995年(平成7年)8月に第11代中央音楽隊長(1等陸佐)に就任。中央音楽隊長として2代計15年の長きに亘り、昭和天皇の大喪の礼、明仁天皇の即位の礼、長野オリンピックなどに参加し、陸上自衛隊の広報活動に精力的に貢献した。
2005年(平成17年)4月1日、その功績により陸将補に特別昇任し、同日付で退官した。三自衛隊の音楽隊長で将官に昇任した初の人物である。退官後は、社団法人日本吹奏楽指導者協会(JBA)副会長 兼 生涯学習・社会教育委員長に就任し、吹奏楽指導者として後進の育成にあたっている。
2017年4月、平成29年春の叙勲にて瑞宝小綬章を受章。
脚注
注釈・出典
外部リンク
- 日本吹奏楽指導者協会
- 第26回吹奏楽ゼミナール


