伯耆溝口駅(ほうきみぞぐちえき)は、鳥取県西伯郡伯耆町溝口(みぞくち)にある西日本旅客鉄道(JR西日本)伯備線の駅である。以前は急行「伯耆」が停車していた。

駅名は「みぞぐち」だが、町名は「みぞくち」である。これは、1984年(昭和59年)5月1日に町名の読みが「みぞぐち」から「みぞくち」に変更されたためである。

歴史

  • 1919年(大正8年)8月10日:鉄道院伯備北線(現・伯備線)の南側の終着駅として開設。
  • 1922年(大正11年)3月25日:伯備北線当駅 - 江尾駅間延伸、途中駅となる。
  • 1928年(昭和3年)10月25日:伯備北線が伯備線の一部となり、当駅もその所属となる。
  • 1970年(昭和45年)12月1日:貨物取扱廃止。
  • 1971年(昭和46年)2月1日:業務委託駅化。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止。簡易委託駅化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる。
  • 2015年(平成27年)4月1日:簡易委託解除、完全無人駅化。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅。米子駅管理の無人駅。伯耆町コミュニティ施設「遊学館」を併設した駅舎を備える。以前は簡易委託駅であったが、商工会閉鎖(正式には合併に伴う閉鎖(移転先は岸本駅構内))に伴い、無人駅化された。下り線西側に駅舎があり、そこから構内踏切がホーム新見寄りへと通じている。以前は、乗車駅証明書発行機が設置されていたが、2014年頃に撤去されている。また、1線スルー化されていないため通過列車も減速して走行する。

のりば

※2017年3月時点でホームにのりば番号標が整備されている。駅舎側(下り)を1番のりばとしており、列車運転指令上の番線番号(上りが1番線)とは逆になっている。

利用状況

近年の1日平均乗降人員の推移は以下の通り。

駅周辺

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
伯備線
江尾駅 - (上溝口信号場) - 伯耆溝口駅 - 岸本駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 伯耆溝口駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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