塩幌駅(しおほろえき)は、北海道足寄郡足寄町上利別181-4にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅である。国鉄・JR北海道池北線時代の事務管理コードは▲110516。
歴史
年表
- 1961年(昭和36年)
- 2月1日:日本国有鉄道網走本線に、旅客のみ取り扱う無人駅として新設開業。
- 4月1日:路線の呼称変更により、池北線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道に継承。
- 1989年(平成元年)6月4日:経営移管により、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅となる。
- 2006年(平成18年)4月21日:ふるさと銀河線廃線により廃止。
駅名の由来
現在の利別川支流塩幌川を指すアイヌ語に由来するとされるが、当地は和人がほとんど入らなかった場所であり記録が少なく、由来がはっきりしない。
1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』では、明らかでないとしつつ、「スッポロ(sut-poro)」(裾・大きい=末広がりの沢)、「スウォッポロ(suwop-poro)」(箱・大きい=川床にえぐれた深みのある川)からとする説を紹介しており、アイヌ語研究者の山田秀三は旧図に書かれた「シュポ」「チホホロ」の名称から「スㇷ゚(sup)」(激流、あるいは、蝶鮫の産卵穴)、「スポㇿ(sup-or)」(激流・所)ではないか、という解釈も示している。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。
駅周辺
国道から林道を降りた所にある畑の中の駅であった。周囲には民家は1軒もない。
- 国道242号
- 十勝バス「塩幌」停留所
隣の駅
- 北海道ちほく高原鉄道
- ふるさと銀河線
- 西一線駅 - 塩幌駅 - 上利別駅
脚注
参考文献
- 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道釧路支社、2001年。
- 『ふるさと銀河線10年のあゆみ』ふるさと銀河線10周年記念事業実行委員会、1999年。
関連項目
- 特定地方交通線
- 日本の鉄道駅一覧




