ラ・セレナ(La Serena (スペイン語発音: [la seˈɾena]))は、チリ中部コキンボ州の都市で、同州の州都。人口は19万6178人(2017年)。首都サンティアゴ・デ・チレの北方約470kmに位置する。観光地として発達しており、チリ国内のみならずアルゼンチンからも観光客が訪れる。チリで二番目に古い町として知られる。チリで最も経済発展のさかんな地域のひとつ。
歴史
ペドロ・デ・バルディビア(Pedro de Valdivia)の命により現在のチリの首都サンティアゴと現在のペルーの首都リマを結ぶ中継港として1544年9月4日にスペイン人のフアン・ボーン総督(Captain Juan Bohón)によって建設された。1549年に地元のインディアンに都市は破壊されたが、同じ都市にフランシスコ・デ・アギーレ総督(Captain Francisco de Aguirre)がより安全な現在の場所に再建した。
天文学
ラ・セレナは多数の天文学のオフィスがあることでも知られる。
- ESO(ヨーロッパ南天天文台):ラ・シヤ天文台オフィス
- NOAO(アメリカ国立光学天文台): CTIO(セロ・トロロ汎米天文台)オフィス
- AURA:ジェミニ天文台オフィス
姉妹都市
- 天理市(日本 奈良県)
- マドリード(スペイン マドリード州)
- ヒロ(アメリカ合衆国ハワイ州)
気候
関連項目
- 阿部野橋ターミナルビル - かつて、当市にちなんで命名した若年層向け専門店街「ラ・セレナ」が同ビルの新館で1988年(昭和63年)11月11日から2008年(平成20年)8月31日まで営業していた。かつてのテナントの多くはHOOP、andや専門店街を改装したあべのハルカス近鉄本店タワー館に入居している。
脚注
外部リンク
- Municipality of La Serena (スペイン語)




