尼崎東発電所(あまがさきひがしはつでんしょ)は、兵庫県尼崎市にあった関西電力の火力発電所。

概要

日本電力株式会社の尼崎火力発電所がその前身であり、当初は1964年4月に一旦廃止されたが、既存の送電線・揚運炭装置などの設備を有効利用するため、跡地に建設されることになった。

1965年に1号機が運転を開始、2号機までが建設された。燃料の主力はすでに石炭から重油へと転換していたが、政府の国内炭保護政策に協力する立場から石炭・重油混焼方式を採用した。

その後、老朽化に伴い廃止された。

廃止された発電設備

  • 総出力:31.2万kW
1号機(廃止)
定格出力:15.6万kW
使用燃料:石炭、重油
営業運転期間:1965年9月 - 2001年12月15日
2号機(廃止)
定格出力:15.6万kW
使用燃料:石炭、重油
営業運転期間:1966年10月 - 2001年12月15日

参考文献

  • 社団法人日本動力協会『日本の発電所(中部日本篇)』 1937
  • 『関西電力二十五年史』 1978

出典

関連項目

  • 関西電力
  • 日本の火力発電所一覧
  • 火力発電
  • 汽力発電

外部リンク

  • 関西電力

関西共同火力発電 尼崎発電所 まちの記憶 ~風土アーカイブズ~

TCLA合同会社 トクヤマ東発電所第3号発電設備 灰処理設備 四電エンジニアリング株式会社

阪神電鉄旧尼崎発電所の写真素材 [190519124] イメージマート

太陽光発電事業 ひょうご環境創造協会

株式会社ジオレ・ジャパン