ボントック族(ボントックぞく、Bontocs)はフィリピン・ルソン島北部の山岳管理地域、マウンテン州を中心に生息するプロト・マレー系の少数民族。ボントック語を母語とし、州都ボントックに約5000人居住しているほか、1000人前後の集落を各地に作り生活している。

特徴

文化特性は首狩り、巨石記念碑の建立、頭蓋崇拝、生贄などといった東南アジアの複合巨石文化であり、インドのナガ族、東インドネシアのニアス島民などと同じ特徴を持っている。

生活

雛壇耕作による水稲栽培の他、タロイモ、ヤムイモなどの芋類、大豆、インゲン豆などの豆類の栽培も行う。また水牛、豚、鶏、犬などの家畜飼育も行う。

関連項目

  • イゴロット族
  • 首狩り

参考文献

  • 『人類大図鑑』- ロバート・ウィンストン(2006年,ISBN 9784777051670)

首狩りと言霊 フィリピン・ボントック族の社会構造と世界観 合田濤 古本よみた屋 おじいさんの本、買います。

トン族 Kam people JapaneseClass.jp

刻み海苔ピザと・・(フィリピン・ボントック) フィリピン旅三昧

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